暑くなってきましたね。

夏に着るシャツやワイシャツ、ポロシャツ、Tシャツそれにブラウス。洗ったはずなのに何だか臭いが残っていたり、襟や袖口まわりの黒ずみが落ちていない、着心地もさっぱりしない、そんなふうに感じる事ってありませんか?それは、汗や皮脂の汚れがきちんと洗い落とせていないのが原因です。夏になると温度や湿度も高くなり、大量に汗をかきます。
また、体温も上がっているため皮脂なども温まり、そのため汚れ自体が柔らかくなり、生地の中に入り込みやすくなります。襟や袖口まわりは他の部分と違い、肌と接触したり擦れることが多い箇所です。
しかも、首回りは汗などの分泌物が多い場所なので、特に汚れやすいといえます。汗は水溶性の汚れなので家庭洗濯である程度対応できますが落としにくく残りやすい油溶性の皮脂が悪さをします。

そのため、通常の家庭洗濯だけでは対処仕切れない皮脂汚れには、クリーニング屋しかできないドライクリーニングが効果的です。油汚れを落とす事に特化しているので、皮脂汚れをスッキリさせます。とはいえ家でも洗えるTシャツやブラウスを毎回クリーニングに出すのは・・・の方。タイミングが大切です。マストは衣替えでしまう前です。ここは押さえておきましょう。シーズン中はできれば3回に1回はクリーニングに出すとよいと思います。汚れは時間が経ちすぎると化学反応を起こし黄変、黄ばみになります。マヨネーズがお皿の上で黄色く硬くなっているイメージです。こうなると化学の力が必要になってくるのでいわゆるしみぬきという工程が必要になってしまいます。お値段も跳ね上がってしまいますのでそうなる前の予防が肝心ですよ。